文字列演算子(&)を使った文字列の結合

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Excel で文字列と文字列を結合するには文字列演算子である & を使用します。ここでは Excel の文字列演算子を使った文字列の結合方法、および Excel で用意されている関数を使った文字列の結合について解説します。

(2021 年 09 月 05 日公開 / 2021 年 09 月 05 日更新)

文字列演算子を使った文字列の結合

Excel で文字列と文字列を結合するには文字列演算子である & を使用します。

文字列1 & 文字列2

例えば "ABC" と "DEF" の 2 つの文字列を結合し 1 つの文字列として取得するには次のように記述します。

= "ABC" & "DEF"
--> ABCDEF

それでは実際に試してみます。 Excel のシートに文字列を次のように入力しました。

文字列演算子を使った文字列の結合(1)

結合した文字列を表示する D2 セルを選択し、次のように入力しました。

=B2&C2

文字列演算子を使った文字列の結合(2)

Enter キーを押すと、 D2 セルには次のように表示されます。

文字列演算子を使った文字列の結合(3)

B2 セルと C2 セルに入力されていた文字列が結合されて D2 セルに表示されました。

今度は対象のセルに含まれる文字列から LEFT 関数と RIGHT 関数を使って指定の文字数だけ文字列を取得したあと、それぞれの関数の結果を結合させて表示してみます。 Excel のシートに文字列を次のように入力しました。

文字列演算子を使った文字列の結合(4)

結合した文字列を表示する C2 セルを選択し、次のように入力しました。 B2 セルに入力されている文字列の左から 3 文字と右から 3 文字をそれぞれ取得し、間に "/" を挟んで結合しなおします。

=LEFT(B2,3) & "/" & RIGHT(B2,3)

文字列演算子を使った文字列の結合(5)

Enter キーを押すと、 C2 セルには次のように表示されます。

文字列演算子を使った文字列の結合(6)

このように文字列の結合は文字列と文字列だけでなく、文字列を返す関数などと組み合わせて結合することができます。

数値や日付の値と結合する場合の注意点

文字列演算子の & は文字列と文字列だけでなく文字列と数値や文字列と日付の値なども結合することができます。ただ数値や日付に表示形式が設定されていても、結合を行うときには表示形式が設定されていない値を使って結合が行われるので注意が必要です。

それでは実際に試してみます。まずは表示形式が設定されていない数値を文字列と結合します。次のように B2 セルに文字列、 C2 セルに数値を入力した状態で、 D2 セルに次のように入力します。

=B2 & C2

数値や日付の値と結合する場合の注意点(1)

Enter キーを押すと、 D2 セルには次のように表示されます。

数値や日付の値と結合する場合の注意点(2)

このように文字列と数値であっても & を使用して結合を行うことができます。

次に表示形式を設定した数値を文字列と結合します。次のように B3 セルに文字列、 C3 セルに数値を入力したあと C3 セルに桁区切りのカンマを表示するように表示形式を設定します。

数値や日付の値と結合する場合の注意点(3)

D3 セルに次のように入力します。

=B3 & C3

数値や日付の値と結合する場合の注意点(4)

Enter キーを押すと、 D3 セルには次のように表示されます。

数値や日付の値と結合する場合の注意点(5)

結合する C3 セルは見た目は 3,021 と表示されていますが、実際の値は 3021 のため、文字列と結合されるのは "ABC3021" となります。

次に日付や時刻の値を文字列と結合する場合です。日付や時刻の値は内部的にはシリアル値で保存されており、文字列と結合する場合はシリアル値が結合されます。それでは実際に試してみます。次のように B4 セルに文字列、 C4 セルに日付を入力します。

数値や日付の値と結合する場合の注意点(6)

D3 セルに次のように入力します。

=B4 & C4

数値や日付の値と結合する場合の注意点(7)

Enter キーを押すと、 D4 セルには次のように表示されます。

数値や日付の値と結合する場合の注意点(8)

結合する C4 セルは見た目は 2021/07/21 と表示されていますが、実際にはシリアル値の 44398 という値が格納されています。そのため文字列と結合されると "日付44398" となります。

このように数値や日付の値と結合する場合には、表示形式が反映されずに保管されている実際の値と結合される点に注意してください。

※ 日付や時刻のシリアル値については「Excelにおける日付と時刻のシリアル値とは」を参照されてください。

関数を使って文字列を結合する

Excel では文字列演算子の & を使って文字列を結合することもできますが、 Excel で用意されている CONCATENATE 関数、 CONCAT 関数、 TEXTJOIN 関数を使っても文字列を連結することができます。それぞれ簡単にご紹介します。

CONCATENATE関数

CONCATENATE 関数では結合する文字列を順に引数に指定して実行すると 1 つに結合された文字列を返します。

例として B2 セル、 C2 セル、 D2 セルにそれぞれ文字列を入力したあと E2 セルに次のように入力します。

=CONCATENATE(B2,C2,D2)

関数を使って文字列を結合する(1)

Enter キーを押すと、 E2 セルには次のように表示されます。

関数を使って文字列を結合する(2)

3 つのセルに入力されている文字列が結合されて E2 セルに表示されました。 CONCATENATE 関数について詳しは「文字列を結合する(CONCATENATE)」を参照されてください。

CONCAT関数

CONCAT 関数は CONCATENATE 関数とほぼ同じ関数ですが、引数にセル範囲を指定することができます。

例として B2 セル、 C2 セル、 D2 セルにそれぞれ文字列を入力したあと E2 セルに次のようにセル範囲を使って入力します。

=CONCAT(B2:D2)

関数を使って文字列を結合する(3)

Enter キーを押すと、 E2 セルには次のように表示されます。

関数を使って文字列を結合する(4)

B2:D3 のセル範囲で表される 3 つのセルに入力されている文字列が結合されて E2 セルに表示されました。 CONCAT 関数について詳しは「文字列を結合する(CONCAT)」を参照されてください。

TEXTJOIN関数

TEXTJOIN 関数は結合する文字列の間に区切り文字を挿入して結合することができます。

例として B2 セル、 C2 セル、 D2 セルにそれぞれ文字列を入力したあと E2 セルに次のように入力します。

=TEXTJOIN(",",FALSE,B2:D2)

関数を使って文字列を結合する(5)

Enter キーを押すと、 E2 セルには次のように表示されます。

関数を使って文字列を結合する(6)

B2:D3 のセル範囲で表される 3 つのセルに入力されている文字列が結合されて E2 セルに表示されました。結合されるときに 1 番目の引数で指定した文字列を区切り文字として結合しています。 TEXTJOIN 関数について詳しは「区切り文字を使い文字列を結合する(TEXTJOIN)」を参照されてください。

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Excel の文字列演算子を使った文字列の結合方法、および Excel で用意されている関数を使った文字列の結合について解説しました。

( Written by Tatsuo Ikura )

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著者 / TATSUO IKURA

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