CONCAT関数:文字列を結合する

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CONCAT 関数は Excel で用意されている関数の一つで、引数に指定した複数の文字列を結合し一つの文字列にして返します。 CONCAT 関数では引数にセル範囲を指することができます。ここでは Excel における CONCAT 関数の使い方について解説します。

(2021 年 09 月 04 日公開 / 2021 年 09 月 04 日更新)

CONCAT関数の解説

CONCAT 関数は引数に指定した複数の文字列を結合し、一つの文字列として返します。

CONCAT(文字列1,文字列2,...)

引数には文字列または文字列が含まれるセルを指定します。文字列を指定する場合はダブルクォーテーションで囲んで指定してください。最大で 253 個の引数を指定できます。文字列だけでなく数値や日付の値を指定することもできます。またセル範囲を指定して連続するセルをまとめて結合することもできます。

例えば引数として "東京都" , "千代田区" , "大手町" , 1 , "丁目" を指定した場合、結果として "東京都千代田区大手町1丁目" になります。

=CONCAT("東京都","千代田区","大手町",1,"丁目")
--> 東京都千代田区大手町1丁目

日付や時刻の値を引数に指定することもできますが、日付の値は内部的に保管されているシリアル値として結合されるのでご注意ください。(日付や時刻に関するシリアル値については「Excelにおける日付と時刻のシリアル値とは」を参照されてください)。

CONCAT関数のサンプル

それでは実際に CONCAT 関数を使ってみます。 Excel のシートに結合の対象となる文字列を次のように入力しました。

CONCAT関数のサンプル(1)

取得した文字列を表示する E2 セルを選択し、次のように入力しました。 CONCAT 関数で今回は 3 つセルに入力されている文字列を結合するため、 B2, C2, D2 セルを指定しました。

=CONCAT(B2,C2,D2)

CONCAT関数のサンプル(2)

Enter キーを押すと、 E2 セルには次のように表示されます。

CONCAT関数のサンプル(3)

B2, C2, D2 セルに入力されている文字列を結合し 1 つの文字列にしてから C2 セルに表示しました。

同じように E3 セルに対しても CONCAT 関数を入力し、結合する文字列として 1 番目の引数に B3 、 2 番目の引数に C3 、 3 番目の引数に D3 を指定すると次のように表示されました。

CONCAT関数のサンプル(4)

セル範囲を引数に指定する

また CONCATENATE 関数とは異なり CONCAT 関数では引数にセル範囲を指定することができます。 E4 セルに対して CONCAT 関数を入力し、結合する文字列として B4:D4 とセル範囲を指定すると次のように表示されました。

=CONCAT(B4:D4)

CONCAT関数のサンプル(5)

CONCAT関数のサンプル(6)

セル範囲については「セル範囲を指定する」を参照されてください。

数値や日付と結合する

なお結合するのは文字列だけでなく数値や日付の値なども可能ですが、いずれに場合もセルに設定されている表示形式が反映されない値として結合されるため注意が必要です。例として Excel のシートに結合の対象となる文字列を次のように入力しました。

CONCAT関数のサンプル(7)

D2, D3, D4 セルに CONCAT 関数を入力し、それぞれ 1 番目の引数として B2, B3, B4 、 2 番目の引数として C2, C3, C4 を指定すると次のように表示されました。

CONCAT関数のサンプル(8)

C2 に入力されている数値には表示形式としてカンマが表示されるように設定していましたが、文字列の結合を行うときは表示形式が除外された状態で文字列が結合されています。

また C3 および C4 では日付と時刻が内部的に値を保管するのに使用しているシリアル値が結合されています。 1998/10/4 を表すシリアル値は 36072 で、 13:45:21 を表すシリアル値は 0.573159722222222 です。

関数の挿入を使ってCONCAT関数を入力する

CONCAT 関数を入力する場合に関数の挿入を使って行う方法を試してみます。関数を挿入するセルをクリックして選択したあとで、関数の挿入をクリックします。

関数の挿入を使ってCONCAT関数を入力する(1)

「関数の挿入」ダイアログが表示されたら関数名のところで「CONCAT」をクリックしてください。そのあとで「OK」をクリックしてください。

関数の挿入を使ってCONCAT関数を入力する(2)

「関数の引数」ダイアログが表示されたら、 1 番目の引数を入力するテキストボックスをクリックして選択してから引数に入力するセルを Excel 上でクリックして下さい。

関数の挿入を使ってCONCAT関数を入力する(3)

関数の挿入を使ってCONCAT関数を入力する(4)

ダイアログの 1 番目の引数のところに先ほどクリックしたセルが表示されます。

関数の挿入を使ってCONCAT関数を入力する(5)

続いてダイアログで 2 番目の引数を入力するテキストボックスをクリックして選択してから引数に入力するセルを Excel 上でクリックして下さい。

関数の挿入を使ってCONCAT関数を入力する(6)

関数の挿入を使ってCONCAT関数を入力する(7)

ダイアログの 2 番目の引数のところに先ほどクリックしたセルが表示されます。

関数の挿入を使ってCONCAT関数を入力する(8)

続いてダイアログで 3 番目の引数を入力するテキストボックスをクリックして選択してから引数に入力するセルを Excel 上でクリックして下さい。

関数の挿入を使ってCONCAT関数を入力する(9)

関数の挿入を使ってCONCAT関数を入力する(10)

ダイアログの 3 番目の引数のところに先ほどクリックしたセルが表示されます。

関数の挿入を使ってCONCAT関数を入力する(11)

引数の指定が終わると結果としてセルに表示される値も表示されます。最後に「OK」をクリックしてください。

関数の挿入を使ってCONCAT関数を入力する(12)

最初に選択したセルに CONCAT 関数が入力され、結果がセルに表示されます。

関数の挿入を使ってCONCAT関数を入力する(13)

セル範囲を引数に指定する

なお CONCAT 関数の場合はセル範囲を引数に指定することもできます。例として 1 番目の引数の箇所にセル範囲を指定してみます。

関数の挿入を使ってCONCAT関数を入力する(13)

引数の指定が終わったら「OK」をクリックしてください。最初に選択したセルに CONCAT 関数が入力され、結果がセルに表示されます。

関数の挿入を使ってCONCAT関数を入力する(14)

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Excel における CONCAT 関数の使い方について解説しました。

( Written by Tatsuo Ikura )

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著者 / TATSUO IKURA

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