Year関数:日付の値から年の値を取得する

Year 関数は Excel VBA で用意されている関数の一つで、引数に指定した日付の値から年に関する値を取得します。ここでは Excel VBA における Year 関数の使い方について解説します。

※ 月に関する値を取得するには「Month関数:日付の値から月の値を取得する」、日に関する値を取得するには「Day関数:日付の値から日の値を取得する」を参照されてください。

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Year関数の定義と使い方

Year 関数は引数に指定した日付の値の中から年に関する値を取得します。

Year(date)

1 番目の引数に対象となる日付の値を指定します。戻り値として年を表す整数の値を取得します。

次の例を見てください。

Debug.Print Year("2013/08/16")         '2013
Debug.Print Year("February 25, 1992")  '1992

引数に指定した日付の値の中から年に関する値を取得してイミディエイトウィンドウに表示します。

サンプルコード

それでは簡単なサンプルを作成して試してみます。

Option Explicit

Sub Year関数()
    Debug.Print Year("2013/08/16")
    Debug.Print Year("平成8年6月14日")
    Debug.Print Year("February 25, 1992")
    Debug.Print Year(#11/13/2020#)
End Sub

Year関数の定義と使い方(1)

このプログラムを実行すると Year 関数を使って引数に指定した日付に関する値から 年に関する値を取得しイミディエイトウィンドウに出力します。

Year関数の定義と使い方(2)

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Excel VBA における Year 関数の使い方について解説しました。

( Written by Tatsuo Ikura )

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著者 / TATSUO IKURA

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