ChrW関数:文字のUnicodeコードポイントから文字を取得する

ChrW 関数は Excel VBA で用意されている関数の一つで、引数に指定した文字の Unicode コードポイントから文字を取得します。ここでは Excel VBA における ChrW 関数の使い方について解説します。

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ChrW関数の定義と使い方

ChrW 関数は引数に指定した文字の Unicode コードポイントに対応する文字を返します。

ChrW(charcode)

1 番目の引数に文字の Unicode コードポイントを指定してください。 Unicode コードポイントに対応する文字を返します。

ChrW 関数とは逆に、文字から Unicode コードポイントを取得するには AscW 関数を使います。詳しくは「AscW関数:文字のUnicodeコードポイントを取得する」を参照されてください。

次の例を見てください。

Debug.Print ChrW(65)     'A
Debug.Print ChrW(12354)  'あ
Debug.Print ChrW(32654)  '美

Unicode コードポイントに対応する文字を取得し画面に表示することができました。

サンプルコード

それでは簡単なサンプルを作成して試してみます。

Option Explicit

Sub ChrW関数()
    Dim i As Integer

    For i = 3 To 7
        Cells(i, 3).Value = ChrW(Cells(i, 2).Value)
    Next i
End Sub

ChrW関数の定義と使い方(2)

このプログラムを実行すると ChrW 関数を使って B3 セルから B7 セルに入力された Unicode コードポイントに対応する文字を取得し C3 セルから C7 セルに代入します。

ChrW関数の定義と使い方(3)

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Excel VBA における ChrW 関数の使い方について解説しました。

( Written by Tatsuo Ikura )

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著者 / TATSUO IKURA

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