金額を表す数値に円記号やドル記号などの通貨記号を表示する

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セルに入力された数値が金額を表す場合、円記号やドル記号などの通貨記号を付けて表示することができます。ここでは Excel の書式設定で、表示形式として通貨を選択しセルに入力された数値に円記号やドル記号を表示する方法について解説します。

表示形式として会計を使用することで通貨記号を表示することもできます。通貨と会計の違いについては「表示形式の「通貨」と「会計」の違いについて」を参照してください。

(2022 年 03 月 22 日公開 / 2022 年 03 月 25 日更新)

円記号をセルに表示する

通貨を表す数値に通貨記号を表示する方法です。次のシートを見て下さい。

円記号をセルに表示する(1)

書式を設定する C3 セルから C6 セルを選択してください。そのあとで「ホーム」タブをクリックしてください。

円記号をセルに表示する(2)

リボンが表示されたら「数値」ブロックの中にある「表示形式」のアイコンをクリックしてください。

円記号をセルに表示する(3)

「セルの書式設定」ダイアログが表示されたら「表示形式」タブをクリックしてください。

円記号をセルに表示する(4)

「分類」で「通貨」をクリックしてください。

円記号をセルに表示する(5)

今回は円記号を表示するので「記号」の右側で「¥」が選択されていることを確認してください。もし他の通貨記号が選択されていた場合は「記号」の右にあるドロップダウンメニューで「¥」を選択してください。

円記号をセルに表示する(6)

円記号をセルに表示する(7)

記号を選択すると「小数点以下の桁数」のデフォルト値が設定されます。今回のように「¥」を選んだ場合は 0 に設定されます。(例えば「$」を選ぶと 2 に設定されます)。日本円の場合は 1 円以下になるので小数点以下は 0 で問題ないですが、必要であれば変更することもできます。

円記号をセルに表示する(8)

最後に負の数だった場合にどのように表示されるのかを選択します。上から順に、(1)赤字にして括弧を付ける、(2)括弧を付ける、(3)赤字にする、(4)数字の前にマイナス記号(-)を付ける、(5)赤字にして数字の前にマイナス記号(-)を付ける、となっています。今回はデフォルトのままで(3)赤字にする、を選択しました。

円記号をセルに表示する(9)

設定が終わりましたら「OK」をクリックしてください。

円記号をセルに表示する(10)

選択していたセルに対して円記号が表示されました。なおこの表示形式を設定した場合、桁区切りのカンマ(,)も併せて設定されます。

円記号をセルに表示する(11)

使用している表示形式

今回設定した表示形式は、「ユーザー定義」で次のように設定した場合と同じです。

¥#,##0;¥-#,##0

円記号をセルに表示する(12)

小数点以下の数値に円記号を表示した場合

表示形式として通貨を選択し、円記号を表示するように選択すると小数点以下の桁数が 0 にデフォルトで設定されます。もし対象のセルに入力されている数値に小数点以下がある場合は、小数点のところで四捨五入されて表示されます。ただし四捨五入されるのは表示上だけで、保存されている値は小数点以下があるままです。

それでは実際に試してみます。次のシートをみてください。

小数点以下の数値に円記号を表示した場合(1)

C3 セルから C6 セルまでを選択し、円記号を表示するように設定します。小数点以下の桁数は 0 のままです。

小数点以下の数値に円記号を表示した場合(2)

円記号を表示する設定を行うと、次のように表示されます。それぞれ小数点のところで四捨五入された数値が表示されています。

小数点以下の数値に円記号を表示した場合(3)

セルを選択してみると、セルに保存されている数値は元のままなのが確認できます。

小数点以下の数値に円記号を表示した場合(4)

ドル記号をセルに表示する

今度はドル記号を表示するように設定してみます。次のシートを見てください。

ドル記号をセルに表示する(1)

C3 セルから C6 セルまでを選択し、ドル記号を表示するように設定します。ドル記号を選択した場合は小数点以下の桁数は 2 がデフォルトとなります。

ドル記号をセルに表示する(2)

ドル記号をセルに表示する(3)

ドル記号を表示する設定を行うと、次のように表示されます。小数点以下の桁数が 3 桁よりもある数値は小数点 2 桁のところで四捨五入された数値が表示されています。

ドル記号をセルに表示する(4)

ショートカットキーを使って円記号をセルに表示する

円記号をセルに表示するにはいくつか方法がありますが、ショートカットキーを使って設定することもできます。設定を行いたいセルを選択してください。

ショートカットキーを使って円記号をセルに表示する(1)

CtrlShift$ キーを押してください。

ショートカットキーを使って円記号をセルに表示する(2)

選択していたセルに円記号が表示されました。ショートカットを使って設定した表示形式は、「ユーザー定義」で次のように設定した場合と同じです。

¥#,##0;[赤]¥-#,##0

ショートカットキーを使って円記号をセルに表示する(3)

金額のあとに「円」を表示する

数値の前に円記号を付けるのではなく、例えば 500円 のように数値のあとに "円" と表示させたい場合には「ユーザー定義」の表示形式を使用します。次のシートを見てください。

金額のあとに「円」を表示する(1)

C3 セルから C6 セルに対して "円" を表示してみます。先ほどと同じ手順で「セルの書式設定」ダイアログを表示したあと、「表示形式」タブをクリックしてください。そのあと「分類」で「ユーザー定義」をクリックしてください。

金額のあとに「円」を表示する(2)

「種類」の下のテキストボックスに次のように表示形式を入力してください。設定が終わりましたら「OK」をクリックしてください。

#,##0"円"

金額のあとに「円」を表示する(3)

数値のあとに "円" が表示されました。

金額のあとに「円」を表示する(4)

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Excel の書式設定で、表示形式として通貨を選択し円記号やドル記号を表示する方法について解説しました。

( Written by Tatsuo Ikura )

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著者 / TATSUO IKURA

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