タイムラインを使って日付のデータの絞り込みを行う

ピボットテーブルではラベルフィルターやレポートフィルターを使って対象のデータを絞り込むことができますが、タイムライン機能を利用するとより簡易に日付のデータを持つフィールドの対象となるデータを絞り込むことができます。ここでは Excel のピボットテーブルでタイムラインを使って日付のデータの絞り込みを行う方法について解説します。

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タイムラインを使用して絞り込みを行う

タイムラインを利用して絞り込みを行う方法です。下記のようなピボットテーブルを対象に行ってみます。

タイムラインを使用して絞り込みを行う(1)

タイムラインの対象としてピボットテーブル内のいずれかのセルをクリックしてください。そのあとで「挿入」タブをクリックして下さい。

タイムラインを使用して絞り込みを行う(2)

リボンが表示されたら「フィルター」ブロックの中の「タイムライン」をクリックしてください。

タイムラインを使用して絞り込みを行う(3)

「タイムライン」ダイアログが表示されます。

タイムラインを使用して絞り込みを行う(4)

タイムラインでは日付のデータを持つフィールドだけが対象となります。絞り込みを行いたいフィールドにチェックをし「OK」をクリックしてください。

タイムラインを使用して絞り込みを行う(5)

タイムラインが表示されます。表示されたタイムラインはマウスでドラッグして任意の位置に移動できます。

タイムラインを使用して絞り込みを行う(6)

タイムライン上で対象の日付を選択すると、選択した日付に該当するデータだけがピボットテーブルに表示されます。

タイムラインを使用して絞り込みを行う(7)

別の期間を選択すると、選択した日付に該当するデータだけがピボットテーブルに表示されます。

タイムラインを使用して絞り込みを行う(8)

またデフォルトでは「月」単位となっていますが、「年」「四半期」「月」「日」から選択することができます。

タイムラインを使用して絞り込みを行う(9)

例えば「日」に変更した場合、「日」単位で対象のデータの範囲を選択できます。

タイムラインを使用して絞り込みを行う(10)

このようにタイムラインを使用すると、日付のデータの絞り込みを簡単に行うことができます。

絞り込みを解除する

タイムラインを使って絞り込みを行ったあとで絞り込みを解除するには、スライサーの右上に表示されている「フィルターのクリア」アイコンをクリックしてください。

絞り込みを解除する(1)

絞り込みが解除されます。

絞り込みを解除する(2)

タイムラインを削除する

タイムラインを削除するには、削除するタイムラインを一度クリックして選択してから Delete キーで削除してください。

タイムラインを削除する(1)

タイムラインを削除する(2)

またはタイムラインの上で右クリックし、表示されたメニューの中から「タイムラインの削除」をクリックしてください。

スライサーを削除する(3)

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Excel のピボットテーブルでタイムラインを使って日付のデータの絞り込みを行う方法について解説しました。

( Written by Tatsuo Ikura )

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著者 / TATSUO IKURA

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