FIND関数:指定の文字が何文字目にあるかを検索する

FIND 関数は Excel で用意されている関数の一つで、指定した文字が対象の文字列の中で最初に現れる位置を検索し、文字数として返します。 FIND 関数では大文字と小文字は区別され、半角文字であっても全角文字であっても 1 文字は 1 文字として数えます。また FIND 関数はワイルドカードが使用できません。ここでは Excel における FIND 関数の使い方について解説します。

※ Excel の対応バージョン : 365 web 2021 2019 2016 2013 2010 2007

※ 公式サイトでの解説 : FIND 関数

(2021 年 08 月 28 日公開 / 2022 年 03 月 18 日更新)

FIND関数の定義

FIND 関数は対象の文字列の中で指定した文字列が最初に現れる位置を検索します。

FIND(検索文字列,対象,開始位置)

1 番目の引数には検索する文字列または文字列が含まれるセルを指定します。文字列を指定する場合はダブルクォーテーションで囲んで指定してください。

2 番目の引数には検索を行う対象の文字列または文字列が含まれるセルを指定します。文字列を指定する場合はダブルクォーテーションで囲んで指定してください。

3 番目の引数には検索を行う開始位置を指定します。先頭の文字から調べる場合は 1 を指定します。 FIND 関数の場合、開始位置は文字単位で指定します。

例えば検索する文字が "I" 、対象の文字列が "PICNIC" 、開始位置が 1 だった場合、結果として 2 になります。

=FIND("I","PICNIC",1)
--> 2

検索する文字が "I" 、対象の文字列が "PICNIC" 、開始位置が 3 だった場合、結果として 5 になります。

=FIND("I","PICNIC",3)
--> 5

FIND 関数では大文字と小文字を区別します。検索する文字が "w" 、対象の文字列が "White Flower" PICNIC" 、開始位置が 1 だった場合、結果として 10 になります。

=FIND("w","White Flower",1)
--> 10

なお FIND 関数で対象の文字列の中で検索文字列が見つからなかった場合には "#VALUE!" が返されます。例えば検索する文字が "M" 、対象の文字列が "PICNIC" 、開始位置が 1 だった場合、結果として #VALUE! になります。

=FIND("M","PICNIC",1)
--> #VALUE!

FIND 関数では検索を開始する位置は文字数で指定し、検索した結果も文字単位で取得します。半角文字であっても全角文字であっても 1 つの文字は 1 文字としてカウントされます。

例えば検索する文字が "県" 、対象の文字列が "愛知県名古屋市" 、開始位置 1 だった場合、結果として 3 になります。

=FIND("県","愛知県名古屋市",1)
--> 3

FIND関数の使い方

それでは実際に FIND 関数を使ってみます。 Excel のシートに検索対象の文字列を次のように入力しました。

FIND関数の使い方(1)

取得した文字列を表示する E3 セルを選択し、次のように入力しました。 FIND 関数の 1 番目の引数に検索する文字列が入力されたセルとして C3 を指定し、 2 番目の引数に対象の文字列が含まれる B3 セルを指定し、 3 番目の引数に開始位置が含まれる D3 を指定しました。

=FIND(C3,B3,D3)

FIND関数の使い方(2)

Enter キーを押すと、 E3 セルには次のように表示されます。

FIND関数の使い方(3)

同じように E4 セルから E5 セルに対しても FIND 関数を入力すると次のように表示されました。

FIND関数の使い方(4)

FIND 関数の場合は大文字と小文字は区別されるため、 "o" は "O" とは一致しません。

指定した文字列が2番目に現れる位置を検索する

FIND 関数は指定した文字が最初に現れる位置を検索する関数ですが、 FIND 関数をネストして使用することで 2 番目に現れる位置を検索することもできます。次のシートを見てください。

指定した文字列が2番目に現れる位置を検索する(1)

対象の文字列の中にある "-" の位置を取得します。最初に出てくる位置を取得するには FIND 関数を使って次のように C3 セルに入力しました。検索を開始する位置は対象の文字列の先頭を表す 1 を指定しています。

=FIND("-",B3,1)

指定した文字列が2番目に現れる位置を検索する(2)

Enter キーを押すと次のように表示されます。また C4 セルから C7 セルにも同じように数式をコピーして入力しました。

指定した文字列が2番目に現れる位置を検索する(3)

指定した文字列が2番目に現れる位置を検索する(4)

次に文字列の中にある "-" が 2 番目に出てくる位置を検索します。この場合は、検索を開始する位置として "-" を最初に見つけた位置の次の文字を指定します。 D3 セルに次のように数式を入力しました。

=FIND("-",B3,FIND("-",B3,1)+1)

指定した文字列が2番目に現れる位置を検索する(5)

Enter キーを押すと次のように表示されます。また D4 セルから D7 セルにも同じように数式をコピーして入力しました。

指定した文字列が2番目に現れる位置を検索する(6)

指定した文字列が2番目に現れる位置を検索する(7)

FIND 関数を使って指定した文字列が 2 番目に出てくる位置を検索することができました。対象の文字列の中に検索する文字列が 2 つ含まれていない場合は #VALUE! エラーとなります。

FIND関数の便利な利用方法

FIND 関数の便利な利用方法を下記の記事で紹介しています。

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Excel における FIND 関数の使い方について解説しました。

( Written by Tatsuo Ikura )

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著者 / TATSUO IKURA

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