MIDB関数:指定の位置から指定したバイト数だけ文字列を取得する

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MIDB 関数は Excel で用意されている関数の一つで、文字列の指定した位置から指定したバイト数分だけ文字列を取得します。半角文字であれば 1 文字が 1 バイト、全角文字の場合は 1 文字が 2 バイトとなります。ここでは Excel における MIDB 関数の使い方について解説します。

(2021 年 08 月 28 日公開 / 2021 年 08 月 28 日更新)

MIDB関数の使い方

MIDB 関数は文字列の指定した位置から指定したバイト数分だけ文字列を取得します。

MIDB(文字列,開始位置,バイト数)

1 番目の引数には文字列または文字列が含まれるセルを指定します。文字列を指定する場合はダブルクォーテーションで囲んで指定してください。

2 番目の引数には取得する開始位置を表す数値または数値が含まれるセルを指定します。位置はバイト単位で指定します。先頭の文字は 1 で順に 2,3,... と続きます。全角文字の場合は 1 文字あたり 2 バイトとなる点に注意してください。

3 番目の引数には取得するバイト数を表す数値または数値が含まれるセルを指定します。取得する文字列が対象の文字列よりも大きい場合は、文字列の最後までを取得します。

例えば対象の文字列が "FLOWER" で、開始位置が 2 、バイト数が 3 だった場合には取得する文字列は "LOW" となります。

=MIDB("FLOWER",2,3)
--> "LOW"

MIDB 関数では取得する文字列をバイト数で指定するため、半角文字の場合は 1 つの文字は 1 バイトですが、全角文字の場合は 1 つの文字は 2 バイトとしてカウントされます。

例えば対象の文字列が "愛知県名古屋市" で、開始位置 3 、バイト数が 4 だった場合には取得する文字列は "知県" となります。

=MIDB("愛知県名古屋市",3,4)
--> "知県"

もしも開始位置とバイト数で指定した部分が、全角文字の半分ところから始まっていたり全角文字の半分のところで終わっている場合、半分の部分の文字は半角スペースとして取得されます。

例えば対象の文字列が "愛知県名古屋市" で、開始位置 3 、バイト数が 5 だった場合には取得する文字列は "知県 " となります。

=MIDB("愛知県名古屋市",3,5)
--> "知県 "

MIDB関数のサンプル

それでは実際に MIDB 関数を使ってみます。 Excel のシートに対象となる文字列を次のように入力しました。

MIDB関数のサンプル(1)

取得した文字列を表示する C2 セルを選択し、次のように入力しました。 MIDB 関数の 1 番目の引数に、対象の文字列が含まれる B2 セルを指定します。開始位置を指定する 2 番目の引数には 3 を指定し、取得するバイト数を指定する 3 番目の引数には 4 を指定しました。

=MIDB(B2,3,4)

MIDB関数のサンプル(2)

Enter キーを押すと、 C2 セルには次のように表示されます。

MIDB関数のサンプル(3)

B2 セルに入力されている文字列の 3 バイト目の文字から 4 バイト分の文字列を取得し C2 セルに表示しました。

同じように C3 セルに対しても MIDB 関数を入力し、 1 番目の引数として B3 セル、 2 番目の引数として 3 、 3 番目の引数として 5 を指定すると次のように表示されました。

=MIDB(B3,3,5)

MIDB関数のサンプル(4)

今回 B3 セルに含まれていた文字列は半角文字ばかりでしたので、 5 バイト分の文字列として 5 文字分の文字列を取得しました。

関数の挿入を使ってMIDB関数を入力する

MIDB 関数を入力する場合に関数の挿入を使って行う方法を試してみます。関数を挿入するセルをクリックして選択したあとで、関数の挿入をクリックします。

関数の挿入を使ってMIDB関数を入力する(1)

「関数の挿入」ダイアログが表示されたら関数名のところで「MIDB」をクリックしてください。そのあとで「OK」をクリックしてください。

関数の挿入を使ってMIDB関数を入力する(2)

「関数の引数」ダイアログが表示されたら、 1 番目の引数を入力するテキストボックスをクリックして選択してから引数に入力するセルを Excel 上でクリックして下さい。

関数の挿入を使ってMIDB関数を入力する(3)

関数の挿入を使ってMIDB関数を入力する(4)

ダイアログの 1 番目の引数のところに先ほどクリックしたセルが表示されます。

関数の挿入を使ってMIDB関数を入力する(5)

続いてダイアログで 2 番目の引数を入力するテキストボックスに数値を入力して下さい。( 2 番目の引数にセルを指定することもできます。その場合はセルをクリックしてください)。同じように 3 番目の引数に指定する数値を入力してください。

関数の挿入を使ってMIDB関数を入力する(6)

関数の挿入を使ってMIDB関数を入力する(7)

引数の指定が終わると結果としてセルに表示される値も表示されます。最後に「OK」をクリックしてください。

関数の挿入を使ってMIDB関数を入力する(8)

最初に選択したセルに MIDB 関数が入力され、結果がセルに表示されます。

関数の挿入を使ってMIDB関数を入力する(9)

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Excel における MIDB 関数の使い方について解説しました。

( Written by Tatsuo Ikura )

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著者 / TATSUO IKURA

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