FLOOR関数:指定の値の倍数になるように切り捨てる

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FLOOR 関数は Excel で用意されている関数の一つで、引数に指定した数値を指定した値の倍数になるように切り捨てた数値を取得します。ここでは Excel における FLOOR 関数の使い方について解説します。

(2021 年 09 月 03 日公開 / 2021 年 09 月 03 日更新)

FLOOR関数の使い方

FLOOR 関数は指定の値の倍数になるように切り捨てを行った数値を取得します。

FLOOR(数値,基準値)

1 番目の引数には対象となる数値または数値が含まれるセルを指定します。2 番目の引数には基準値となる数値または数値が含まれるセルを指定します。

例えば対象の数値が 18 だった場合、基準値に 5 を指定すると対象の数値が 5 の倍数になるように切り捨てられ 15 を返します。また基準値に 7 を指定すると対象の数値が 7 の倍数になるように切り捨てられ 14 を返します。

=FLOOR(18,5)
--> 15

=FLOOR(18,7)
--> 14

基準値は整数でなくても構いません。例えば対象の数値が 18 だった場合、基準値に 3.5 を指定すると対象の数値が 3.5 の倍数になるように切り捨てられ 17.5 を返します。

=FLOOR(18,3.5)
--> 17.5

FLOOR関数のサンプル

それでは実際に FLOOR 関数を使ってみます。 Excel のシートに対象の数値を次のように入力しました。

FLOOR関数のサンプル(1)

取得した数値を表示する D2 セルを選択し、次のように入力しました。 FLOOR 関数の 1 番目の引数に、対象の数値が含まれる B2 セルを指定します。また FLOOR 関数の 2 番目の引数に、基準値が含まれる C2 セルを指定します。

=FLOOR(B2,C2)

FLOOR関数のサンプル(2)

Enter キーを押すと、 C2 セルには次のように表示されます。

FLOOR関数のサンプル(3)

B2 セルに入力されている数値を、 C2 セルに入力されている基準値の倍数になるように切り捨てた数値を取得し D2 セルに表示しました。今回は基準値が 7 でしたので対象の数値を超えない最大の 7 の倍数である 21 が返されました。

同じように D3 セルおよび D4 セルに対しても FLOOR 関数を入力し、 1 番目の引数として B3 セルおよび B4 セルを指定し、 2 番目の引数として C3 セルおよび C4 セルを指定すると次のように表示されました。

FLOOR関数のサンプル(4)

対象の値や基準値は負の値であっても実数であっても可能です。

関数の挿入を使ってFLOOR関数を入力する

FLOOR 関数を入力する場合に関数の挿入を使って行う方法を試してみます。関数を挿入するセルをクリックして選択したあとで、関数の挿入をクリックします。

関数の挿入を使ってFLOOR関数を入力する(1)

「関数の挿入」ダイアログが表示されたら関数名のところで「FLOOR」をクリックしてください。そのあとで「OK」をクリックしてください。

関数の挿入を使ってFLOOR関数を入力する(2)

「関数の引数」ダイアログが表示されたら、最初に対象の数値を引数に指定します。 1 番目の引数を入力するテキストボックスをクリックして選択してから引数に入力するセルを Excel 上でクリックして下さい。

関数の挿入を使ってFLOOR関数を入力する(3)

関数の挿入を使ってFLOOR関数を入力する(4)

ダイアログの 1 番目の引数のところに先ほどクリックしたセルが表示されます。

関数の挿入を使ってFLOOR関数を入力する(5)

続いてダイアログで倍数の基準となる基準値を引数に指定します。 2 番目の引数を入力するテキストボックスをクリックして選択してから引数に入力するセルを Excel 上でクリックして下さい。

関数の挿入を使ってFLOOR関数を入力する(6)

関数の挿入を使ってFLOOR関数を入力する(7)

引数の指定が終わると結果としてセルに表示される値も表示されます。最後に「OK」をクリックしてください。

関数の挿入を使ってFLOOR関数を入力する(8)

最初に選択したセルに FLOOR 関数が入力され、引数に指定した数値を別途指定した基準値の倍数になるように切り捨てた結果がセルに表示されます。

関数の挿入を使ってFLOOR関数を入力する(9)

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Excel における FLOOR 関数の使い方について解説しました。

( Written by Tatsuo Ikura )

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著者 / TATSUO IKURA

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