ROUNDDOWN関数:指定した桁で切り捨てる

ROUNDDOWN 関数は Excel で用意されている関数の一つで、引数に指定した数値を指定した桁の位置で切り捨てた数値を取得します。 INT 関数と異なり ROUNDDOWN 関数の場合は正の数値であっても負の数値であっても指定した桁の位置で単に切り捨てた数値となります。ここでは Excel における ROUNDDOWN 関数の使い方について解説します。

※ Excel の対応バージョン : 365 web 2021 2019 2016 2013 2010 2007

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ROUNDDOWN関数の使い方

ROUNDDOWN 関数は指定の桁数で切り捨てを行った数値を取得します。

ROUNDDOWN(数値,桁数)

1 番目の引数には対象となる数値または数値が含まれるセルを指定します。

2 番目の引数には切り捨てを行う桁数を指定します。桁数は 0 を指定した場合は小数点の位置、 1 のような正の数を指定した場合は小数の部分の位置、 -1 のような負の数を指定した場合は整数の部分の位置で切り捨てが行われます。

ROUNDDOWN関数のサンプル(1)

例えば対象の数値が 582.714 だった場合、桁数に 0 を指定した場合は 582 を返します。桁数が 1 だった場合は 582.7 、桁数が -2 だった場合は 500 を返します。

=ROUNDDOWN(582.714,0)
--> 582

=ROUNDDOWN(582.714,1)
--> 582.7

=ROUNDDOWN(582.714,-2)
--> 500

また 負の値であっても指定した桁数以下の数値を単に切り捨てた値になります。例えば対象の数値が -4.175 だった場合、桁数に 0 を指定した場合は -4 、桁数が 1 だった場合は -4.1 を返します。( ROUNDDOWN と似ている INT 関数の場合、対象の数値が -4.175 だった場合は -5 となります)。

=ROUNDDOWN(-4.175,0)
--> -4

=ROUNDDOWN(-4.175,1)
--> -4.1

ROUNDDOWN関数のサンプル

それでは実際に ROUNDDOWN 関数を使ってみます。 Excel のシートに対象の数値を次のように入力しました。

ROUNDDOWN関数のサンプル(1)

切り捨てた数値を表示する D3 セルを選択し、次のように入力しました。 ROUNDDOWN 関数の 1 番目の引数に、対象の数値が含まれる B3 セルを指定します。また ROUNDDOWN 関数の 2 番目の引数に、切り捨てを行う桁数を表す C3 セルを指定します。

=ROUNDDOWN(B3,C3)

ROUNDDOWN関数のサンプル(2)

Enter キーを押すと、 C3 セルには次のように表示されます。

ROUNDDOWN関数のサンプル(3)

B3 セルに入力されている数値を、 C3 セルに入力されている桁数で切り捨てた数値を取得し D3 セルに表示しました。今回は桁数が 0 でしたので、小数点がある位置で切り捨てを行いました。

同じように D4 セルから D7 セルには ROUNDDOWN 関数を入力すると次のように表示されました。

ROUNDDOWN関数のサンプル(4)

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Excel における ROUNDDOWN 関数の使い方について解説しました。

( Written by Tatsuo Ikura )

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