LOG10関数:常用対数を取得する

LOG10 関数は Excel で用意されている関数の一つで、常用対数を取得します。常用対数とは底が 10 の対数のことです。ここでは Excel における LOG10 関数の使い方について解説します。

※ 任意の底で対数を取得するには LOG 関数を使用します。詳しくは「LOG関数:対数を取得する」を参照されてください。

※ Excel の対応バージョン : 365 web 2021 2019 2016 2013 2010 2007

※ 公式サイトでの解説 : LOG10 関数

(2021 年 09 月 16 日公開 / 2022 年 02 月 21 日更新)

LOG10関数の使い方

LOG10 関数は常用対数を取得します。常用対数とは底が 10 の対数のことです。

LOG10(数値)

1 番目の引数に対象の数値または数値が含まれるセルを指定します。 LOG10 関数は LOG 関数と異なり底が 10 で固定されています。対象の数値を n とした場合、常用対数は次のように表すことができます。

LOG10関数のサンプル(1)

例えば数値が 100 の常用対数を取得するというのは、 10 を何乗したら 100 になるのかを取得することです。この場合対数は 2 となります。つまり log10100 = 2 となります。

=LOG10(100)
--> 2

=LOG10(20)
--> 1.301029996

なお底が 10 以外の対数を取得するには LOG 関数を使用します。 LOG 関数では 1 番目の引数に対象の数値、 2 番目の引数に底の数値を指定します。 LOG10 関数と同じように LOG 関数を使って常用対数を取得するには 2 番目の引数に 10 を指定してください。

=LOG(100,10)
--> 2

=LOG(20,10)
--> 1.301029996

LOG10 関数を使ったときと同じ結果を取得することができました。

LOG10関数のサンプル

それでは実際に LOG10 関数を使ってみます。 Excel のシートに対象の数値を次のように入力しました。

LOG10関数のサンプル(1)

結果を表示する C3 セルに次のように LOG10 関数を入力します。引数に対数を取得する対象の数値が入力されたセルを指定します。

=LOG10(B3)

LOG10関数のサンプル(2)

Enter キーを押すと C3 セルには次のように表示されます。

LOG10関数のサンプル(3)

C4 セルから C8 セルについても同じように LOG10 関数を入力しました。

LOG10関数のサンプル(4)

関数の挿入を使ってLOG10関数を入力する

LOG10 関数を入力する場合に関数の挿入を使って行う方法を試してみます。関数を挿入するセルをクリックして選択したあとで、関数の挿入をクリックします。

関数の挿入を使ってLOG10関数を入力する(1)

「関数の挿入」ダイアログが表示されたら関数名のところで「LOG10」をクリックしてください。そのあとで「OK」をクリックしてください。

関数の挿入を使ってLOG10関数を入力する(2)

「関数の引数」ダイアログが表示されたら、常用対数を取得する数値を引数に指定します。引数に入力するセルを Excel 上でクリックして下さい。

関数の挿入を使ってLOG10関数を入力する(3)

関数の挿入を使ってLOG10関数を入力する(4)

ダイアログの引数のところに先ほど選択したセルが表示されます。

関数の挿入を使ってLOG10関数を入力する(5)

引数の指定が終わると結果としてセルに表示される値も表示されます。最後に「OK」をクリックしてください。

関数の挿入を使ってLOG10関数を入力する(6)

最初に選択したセルに LOG10 関数が入力され、引数に指定した数値の常用対数を取得した結果がセルに表示されます。

関数の挿入を使ってLOG10関数を入力する(7)

LOG10関数を使って常用対数グラフを作成する

LOG10 関数を使って常用対数のグラフ y = log10x を作成してみます。次のようなデータを用意しました。

LOG10関数を使って常用対数グラフを作成する(1)

対数を取得するために C3 セルに =LOG10(B3) と入力しました。

LOG10関数を使って常用対数グラフを作成する(2)

LOG10関数を使って常用対数グラフを作成する(3)

C4 セルから C8 セルまで先ほどと同じ数式を入力しました。

LOG10関数を使って常用対数グラフを作成する(4)

それではグラフを作成します。作成したデータをすべて選択してください。そのあとで「挿入」タブをクリックしてください。

LOG10関数を使って常用対数グラフを作成する(5)

リボンが表示されたら「グラフ」グループの中の「散布図(X,Y) またはバブルチャートの挿入」をクリックしてください。

LOG10関数を使って常用対数グラフを作成する(6)

表示されたグラフの一覧の中から「散布図」をクリックしてください。

LOG10関数を使って常用対数グラフを作成する(7)

LOG10 関数を使って y = log10x のグラフが作成できました。

LOG10関数を使って常用対数グラフを作成する(8)

近似曲線を表示する

作成した常用対数のグラフに近似曲線を表示してみます。グラフを一度クリックし、グラフの右上に表示された「+」をクリックしてください。

LOG10関数を使って常用対数グラフを作成する(9)

グラフに表示するグラフ要素の一覧の中から「近似曲線」にマウスを合わせると矢印が表示されるのでクリックしてください。

LOG10関数を使って常用対数グラフを作成する(10)

表示されたメニューの中から「その他のオプション」をクリックしてください。

LOG10関数を使って常用対数グラフを作成する(11)

画面右側に「近似曲線の書式設定」を設定する画面が表示されます。「近似曲線のオプション」アイコンをクリックしてください。

LOG10関数を使って常用対数グラフを作成する(12)

「近似曲線のオプション」の中で表示する近似曲線の種類として「対数近似」を選択してください。

LOG10関数を使って常用対数グラフを作成する(13)

作成した常用対数のグラフに近似曲線が表示されました。

LOG10関数を使って常用対数グラフを作成する(14)

片対数グラフに変更する

対数グラフの横軸を対数目盛に変更することで、片対数グラフにすることができます。詳しい手順は LOG 関数と同じなので詳しくは「対数グラフを片対数グラフに変更する」を参照されてください。

先ほどのグラフを片対数グラフに変更すると次のようになります。

LOG10関数を使って常用対数グラフを作成する(15)

近似曲線を表示します。

LOG10関数を使って常用対数グラフを作成する(16)

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Excel における LOG10 関数の使い方について解説しました。

( Written by Tatsuo Ikura )

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著者 / TATSUO IKURA

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