NA関数:#N/Aエラー値を返す

NA 関数は Excel で用意されている関数の一つで、関数を実行すると #N/A エラー値を返します。ここでは Excel における NA 関数の使い方について解説します。

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NA関数の使い方

NA 関数は実行すると #N/A エラー値をセルに返します。

NA()

引数はありません。 #N/A エラーは主に VLOOKUP 関数や MATCH 関数などを実行したときに、検索した値が見つからなかった場合に表示されるエラー値です。

NA 関数を実行すると、実行したセルに #N/A エラーが表示されます。これはセルに直接 #N/A と入力した場合と同じです。

NA関数のサンプル

それでは実際に NA 関数を使ってみます。 Excel のシートに対象の数値を次のように入力しました。

NA関数のサンプル(1)

#N/A エラーを表示する D4 セルを選択し、次のように入力しました。

=NA()

NA関数のサンプル(2)

Enter キーを押すと、 D4 セルには次のように表示されます。

NA関数のサンプル(3)

NA 関数を実行したセルに #N/A エラーが表示されました。

NA 関数を実行する代わりに #N/A と直接セルに入力しても同じ結果となります。

NA関数のサンプル(4)

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Excel における NA 関数の使い方について解説しました。

( Written by Tatsuo Ikura )

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著者 / TATSUO IKURA

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