SWITCH関数:複数の値と一致するか順に調べて真の場合に値を返す

広告

SWITCH 関数は Excel で用意されている関数の一つで、指定のセルの値が引数に記述した値と一致するかどうか順に調べて、一致した場合は値を返します。ここでは Excel における SWITCH 関数の使い方について解説します。

(2021 年 09 月 12 日公開 / 2021 年 09 月 12 日更新)

SWITCH関数の解説

SWITCH 関数は最初の引数に指定した値が、 2 番目以降の引数に指定した複数の値と順に一致するか評価し、 TRUE になった時に値を返します。

SWITCH(式,値1,結果1,値2,結果2,...,規定値)

1 番目の引数に値と比較する式を記述します。 2 番目の引数に比較する値を記述し一致した場合は 3 番目の引数に指定した値を返します。もし一致しなかったら 4 番目の引数に記述した値と一致するか調べ、一致した場合は 5 番目の値を返します。これを引数に記述した分だけ繰り返します。いずれの値とも一致しなかった場合は引数の最後に記述した規定値を返します。

SWITCH関数の解説(1)

例えば対象のセル(B2)の値が "東京" と一致する場合は "関東" 、 "大阪" と一致する場合は "関西" 、いずれとも一致しない場合は "その他" と返すようにするには SWITCH 関数を次のように記述します。

=SWITCH(B2,"東京","関東","大阪","関西","その他")
--> Osaka

いずれかの値と一致した場合は、それ以降の値と一致するかどうかは調べない点に注意してください。

SWITCH関数のサンプル

それでは実際に SWITCH 関数を使ってみます。 Excel のシートに対象の数値を次のように入力しました。

SWITCH関数のサンプル(1)

結果を表示する D2 セルを選択し、次のように入力しました。 SWITCH 関数の 1 番目の引数に調べる対象として B2 セルを指定します。 2 番目以降の引数に順位 "東京"、"関東"、"神奈川"、"関東"、"大阪"、"関西"、"京都"、"関西" と指定しました。"東京"か"神奈川"と一致した場合は"関東"を返し、"大阪"か"京都"と一致した場合は"関西"を返します。

最後にいずれの値とも位置しなかった場合に返す値として"その他"を指定しました。

=SWITCH(B2,"東京","関東","神奈川","関東","大阪","関西","京都","関西","その他")

SWITCH関数のサンプル(2)

Enter キーを押すと、 D2 セルには次のように表示されます。

SWITCH関数のサンプル(3)

対象のセルの値が SWITCH 関数の引数に指定した値を順に一致するか確認していき、 TRUE になった場合はその次の引数に指定した値を返しました。いずれの値とも一致しなかった場合は最後に記述した値を返します。

同じように D3 セルから D6 セルに対しても同じように SWITCH 関数を入力すると次のように表示されました。

SWITCH関数のサンプル(4)

関数の挿入を使ってSWITCH関数を入力する

SWITCH 関数を入力する場合に関数の挿入を使って行う方法を試してみます。関数を挿入するセルをクリックして選択したあとで、関数の挿入をクリックします。

関数の挿入を使ってSWITCH関数を入力する(1)

「関数の挿入」ダイアログが表示されたら関数名のところで「SWITCH」をクリックしてください。そのあとで「OK」をクリックしてください。

関数の挿入を使ってSWITCH関数を入力する(2)

「関数の引数」ダイアログが表示されたら、 1 番目の引数を入力するテキストボックスをクリックして選択してから引数に入力するセルを Excel 上でクリックして下さい。

関数の挿入を使ってSWITCH関数を入力する(3)

関数の挿入を使ってSWITCH関数を入力する(4)

ダイアログの 1 番目の引数のところに先ほどクリックしたセルが表示されます。

関数の挿入を使ってSWITCH関数を入力する(5)

続いて 2 番目の引数を入力するテキストボックスに 1 番目の引数に指定したセルの値と一致するかどうかを調べる値を入力してください。また一致した場合に返す値を 3 番目の引数を入力するテキストボックスに入力してください。

関数の挿入を使ってSWITCH関数を入力する(6)

関数の挿入を使ってSWITCH関数を入力する(7)

続いて 4 番目の引数を入力するテキストボックスに 1 番目の引数に指定したセルの値と一致するかどうかを調べる別の値を入力してください。また一致した場合に返す値を 5 番目の引数を入力するテキストボックスに入力してください。

関数の挿入を使ってSWITCH関数を入力する(8)

関数の挿入を使ってSWITCH関数を入力する(9)

最後に 6 番目の番目の引数を入力するテキストボックスに 2 番目および 4 番目の引数の値のどちらにも一致しなかった場合に返す値を入力してください。

関数の挿入を使ってSWITCH関数を入力する(10)

引数の指定が終わると結果としてセルに表示される値も表示されます。最後に「OK」をクリックしてください。

関数の挿入を使ってSWITCH関数を入力する(11)

最初に選択したセルに SWITCH 関数が入力され、結果がセルに表示されます。

関数の挿入を使ってSWITCH関数を入力する(12)

-- --

Excel における SWITCH 関数の使い方について解説しました。

( Written by Tatsuo Ikura )

関連記事 (一部広告含む)
Profile
profile_img

著者 / TATSUO IKURA

初心者~中級者の方を対象としたプログラミング方法や開発環境の構築の解説を行うサイトの運営を行っています。