NOT関数:論理式が真のときに偽、偽のときに真を返す

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NOT 関数は Excel で用意されている関数の一つで、引数に指定した論理式が TRUE の場合は FALSE を返し、論理式が FALSE の場合は TRUE を返します。ここでは Excel における NOT 関数の使い方について解説します。

(2021 年 09 月 10 日公開 / 2021 年 09 月 10 日更新)

NOT関数の使い方

NOT 関数は引数に指定した論理式が TRUE の場合は FALSE を返し、 FALSE の場合は TRUE を返します。

NOT(論理式)

引数に論理式を指定した場合、 NOT 関数は次のような値を返します。

論理式NOT(論理式)
TRUEFALSE
FALSETRUE

NOT 関数はすくなくとも引数が TRUE の場合 FALSE を返し、 FALSE の場合 TRUE を返します。

例えばセル B2 に 30 という値が入力されていた場合、 NOT 関数の引数に B2 > 50 と指定すると、 NOT 関数の引数は FALSE となるため NOT 関数は TRUE を返します。

=NOT(B2>50)
--> TRUE

ANDやORと組み合わせて使用する

NOT 関数は AND 関数や OR 関数と組み合わせて使用する場合が多いです。例えば A が 10 で且つ B が 8 となる場合以外を TRUE としたい場合、 AND 関数だけで記述すると AND(A<>10,B<>8) と記述しますが、 NOT 関数も併せて使用することで NOT(AND(A=10,B=8)) と元々の条件に沿った形で記述することができます。

=NOT(AND(A=10,B=8))

どちらの記述方法でも同じですが、複雑な条件式を作成する場合に AND や OR だけでなく NOT を組み合わせることで分かりやすくなる場合に利用されてください。

NOT関数のサンプル

それでは実際に NOT 関数を使ってみます。 Excel のシートに対象の数値を次のように入力しました。

NOT関数のサンプル(1)

結果を表示する D2 セルを選択し、次のように入力しました。 NOT 関数のの引数に論理式として B2 > 70 を記述します。

=NOT(B2>70)

NOT関数のサンプル(2)

Enter キーを押すと、 E2 セルには次のように表示されます。

NOT関数のサンプル(3)

NOT 関数の引数が TRUE でしたので NOT 関数は FALSE を返しました。

同じように D3 セルから D6 セルに対しても同じように NOT 関数を入力すると次のように表示されました。

NOT関数のサンプル(4)

引数か TRUE の場合は FALSE 、 FALSE の場合は TRUE と表示されました。

※ 論理式を記述するときに使用する比較演算子については「比較演算子と算術演算子の利用」を参照されてください。

関数の挿入を使ってNOT関数を入力する

NOT 関数を入力する場合に関数の挿入を使って行う方法を試してみます。関数を挿入するセルをクリックして選択したあとで、関数の挿入をクリックします。

関数の挿入を使ってNOT関数を入力する(1)

「関数の挿入」ダイアログが表示されたら関数名のところで「NOT」をクリックしてください。そのあとで「OK」をクリックしてください。

関数の挿入を使ってNOT関数を入力する(2)

「関数の引数」ダイアログが表示されたら、引数を入力するテキストボックスに論理式を入力してください。

関数の挿入を使ってNOT関数を入力する(3)

引数の指定が終わると結果としてセルに表示される値も表示されます。最後に「OK」をクリックしてください。

関数の挿入を使ってNOT関数を入力する(4)

最初に選択したセルに NOT 関数が入力され、結果がセルに表示されます。

関数の挿入を使ってNOT関数を入力する(5)

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Excel における NOT 関数の使い方について解説しました。

( Written by Tatsuo Ikura )

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著者 / TATSUO IKURA

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