RSQ関数:既知のxとyの値からピアソンの積率相関係数の二乗を取得する

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RSQ 関数は Excel で用意されている関数の一つで、既知の x の値と y の値からピアソンの積率相関係数の二乗を取得します。ここでは Excel における RSQ 関数の使い方について解説します。

※ Excel の対応バージョン : 365 web 2021 2019 2016 2013

※ 公式サイトでの解説 : RSQ 関数

(2021 年 11 月 07 日公開 / 2021 年 11 月 07 日更新)

RSQ関数の使い方

RSQ 関数は既知の x の値と y の値からピアソンの積率相関係数の二乗を取得します。

RSQ(既知のy,既知のx)

1 番目の引数には既知の y の値を配列で指定します。 2 番目の引数には既知の x の値を配列で指定します。戻り値としてピアソンの積率相関係数の二乗を取得します。

ピアソンの積率相関係数とは変数 x と y の相関関係を示す数値で -1 から 1 の間の数値を取ります。 1 に近い場合は 2 つの変数が強い同じ方向の相関関係があり x の増加に伴い y も増加します、 -1 に近い場合は強い逆方向の相関関係があり x の増加に伴い y は減少します。値が 0 に近づくにつれて 2 つの変数に相関関係があまりないことを表します。

RSQ関数の使い方(1)

RSQ 関数ではピアソンの積率相関係数の二乗を返しますので、値は 0 から 1 の間の数値を取ります。 1 に近い場合は 2 つの変数に強い相関関係があり、 0 に近い場合 2 つの変数に相関関係があまりないことを表します。

RSQ関数のサンプル

それでは実際に RSQ 関数を使ってみます。 Excel のシートに対象の数値を次のように入力しました。

RSQ関数のサンプル(1)

入力された既知の x と y の値から散布図を作成したものを乗せています。今回のデータの場合は 2 つの変数が同じ方向に相関関係があります。

取得したピアソンの積率相関係数の二乗を表示する E3 セルを選択し、次のように入力しました。 RSQ 関数の 1 番目の引数に既知の y の配列としてセル範囲の C3:C8 を指定します。 2 番目の引数に既知の x の配列としてセル範囲の B3:B8 を指定します。

=RSQ(C3:C8,B3:B8)

RSQ関数のサンプル(2)

Enter キーを押すと、 E3 セルには次のように表示されます。取得したピアソンの積率相関係数の二乗はかなり 1 に近い値となりました。

RSQ関数のサンプル(3)

次に Excel のシートに対象の数値を次のように入力しました。

RSQ関数のサンプル(4)

入力された既知の x と y の値から散布図を作成したものを乗せています。今回のデータの場合は 2 つの変数にあまり相関関係がありません。

取得したピアソンの積率相関係数の二乗を表示する E3 セルを選択し、次のように入力しました。 RSQ 関数の 1 番目の引数に既知の y の配列としてセル範囲の C3:C8 を指定します。 2 番目の引数に既知の x の配列としてセル範囲の B3:B8 を指定します。

=RSQ(C3:C8,B3:B8)

RSQ関数のサンプル(5)

Enter キーを押すと、 E3 セルには次のように表示されます。取得したピアソンの積率相関係数の二乗はかなり 0 に近い値となりました。

RSQ関数のサンプル(6)

関数の挿入を使ってRSQ関数を入力する

RSQ 関数を入力する場合に関数の挿入を使って行う方法を試してみます。関数を挿入するセルをクリックして選択したあとで、関数の挿入をクリックします。

関数の挿入を使ってRSQ関数を入力する(1)

「関数の挿入」ダイアログが表示されたら関数名のところで「RSQ」をクリックしてください。そのあとで「OK」をクリックしてください。

関数の挿入を使ってRSQ関数を入力する(2)

「関数の引数」ダイアログが表示されたら、 1 番目の引数に既知の y の値が入力されているセル範囲を引数に指定します。 1 番目の引数を入力するテキストボックスを選択してから引数に入力するセル範囲を Excel 上で選択して下さい。

関数の挿入を使ってRSQ関数を入力する(3)

関数の挿入を使ってRSQ関数を入力する(4)

ダイアログの 1 番目の引数のところに先ほどクリックしたセルが表示されます。

関数の挿入を使ってRSQ関数を入力する(5)

続いて 2 番目の引数に既知の x の値が入力されているセル範囲を引数に指定します。 2 番目の引数を入力するテキストボックスをクリックして選択してから引数に入力するセル範囲を Excel 上で選択して下さい。

関数の挿入を使ってRSQ関数を入力する(6)

関数の挿入を使ってRSQ関数を入力する(7)

ダイアログの 2 番目の引数のところに先ほど選択したセル範囲が表示されます。

関数の挿入を使ってRSQ関数を入力する(8)

引数の指定が終わると結果としてセルに表示される値も表示されます。最後に「OK」をクリックしてください。

関数の挿入を使ってRSQ関数を入力する(9)

最初に選択したセルに RSQ 関数が入力され、回帰直線の切片の値を取得しセルに表示します。

関数の挿入を使ってRSQ関数を入力する(10)

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Excel における RSQ 関数の使い方について解説しました。

( Written by Tatsuo Ikura )

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著者 / TATSUO IKURA

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