FORECAST.LINEAR関数:単純線形回帰を使って将来の値を予測する

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FORECAST.LINEAR 関数は Excel で用意されている関数の一つで、独立変数が一つの単純線形回帰を使い既存の値から将来の値を予測します。ここでは Excel における FORECAST.LINEAR 関数の使い方について解説します。

※ 複数の独立変数を使った予測を行う場合は TREND 関数を使用します。詳しくは「TREND関数:重回帰を使って将来の値を予測する」を参照されてください。

※ Excel の対応バージョン : 365 web 2021 2019 2016 2013

※ 公式サイトでの解説 : FORECAST.LINEAR 関数

(2021 年 11 月 05 日公開 / 2021 年 11 月 05 日更新)

FORECAST.LINEAR関数の使い方

FORECAST.LINEAR 関数は独立変数が一つの単純線形回帰を使い既存の値から将来の値を予測します。

FORECAST.LINEAR(予測に使用するx,既知のy,既知のx)

1 番目の引数には予測に使用する x の値を指定します。 2 番目の引数には既知の y の値を配列で指定します。 3 番目の引数には既知の x の値を配列で指定します。戻り値として 1 番目の引数で指定した x に対する y の予想値を返します。

例えば次のようなデータを例に考えてみます。

FORECAST.LINEAR関数の使い方(1)

この場合セル範囲 B3:B8 が既知の x の値、セル範囲 C3:C8 が既知の y の値、 B11 セルが予測に使用する x の値です。 FORECAST.LINEAR 関数を使用することで、既知の x と y の値から、新しい x の値に対する y の値を予想します。

FORECAST.LINEAR関数の使い方(2)

なお既知の x と y の値から散布図のグラフを作成すると次のようになります。

FORECAST.LINEAR関数の使い方(3)

線形回帰を使った分析ではこれらの値にできるだけ近い位置を通る直線(回帰直線) y = a + bx を求め、その直線の式から新しい x の値に対する y の値を予想します。

FORECAST.LINEAR関数の使い方(4)

FORECAST.LINEAR関数のサンプル

それでは実際に FORECAST.LINEAR 関数を使ってみます。 Excel のシートに対象の数値を次のように入力しました。

FORECAST.LINEAR関数のサンプル(1)

予測した y の値を表示する C11 セルを選択し、次のように入力しました。 FORECAST.LINEAR 関数の 1 番目の引数に予測に使用する x の値が入力されているセルとして B11 を指定します。 2 番目の引数に既知の y の配列としてセル範囲の C3:C8 を指定します。 3 番目の引数に既知の x の配列としてセル範囲の B3:B8 を指定します。

=FORECAST.LINEAR(B11,C3:C8,B3:B8)

FORECAST.LINEAR関数のサンプル(2)

Enter キーを押すと、 C11 セルには次のように表示されます。

FORECAST.LINEAR関数のサンプル(3)

関数の挿入を使ってFORECAST.LINEAR関数を入力する

FORECAST.LINEAR 関数を入力する場合に関数の挿入を使って行う方法を試してみます。関数を挿入するセルをクリックして選択したあとで、関数の挿入をクリックします。

関数の挿入を使ってFORECAST.LINEAR関数を入力する(1)

「関数の挿入」ダイアログが表示されたら関数名のところで「FORECAST.LINEAR」をクリックしてください。そのあとで「OK」をクリックしてください。

関数の挿入を使ってFORECAST.LINEAR関数を入力する(2)

「関数の引数」ダイアログが表示されたら、 1 番目の引数に予測に使用する x の値が入力されているセルを引数に指定します。 1 番目の引数を入力するテキストボックスをクリックして選択してから引数に入力するセルを Excel 上でクリックして下さい。

関数の挿入を使ってFORECAST.LINEAR関数を入力する(3)

関数の挿入を使ってFORECAST.LINEAR関数を入力する(4)

ダイアログの 1 番目の引数のところに先ほどクリックしたセルが表示されます。

関数の挿入を使ってFORECAST.LINEAR関数を入力する(5)

続いて 2 番目の引数に既知の y の値が入力されているセル範囲を引数に指定します。 2 番目の引数を入力するテキストボックスをクリックして選択してから引数に入力するセル範囲を Excel 上で選択して下さい。

関数の挿入を使ってFORECAST.LINEAR関数を入力する(6)

関数の挿入を使ってFORECAST.LINEAR関数を入力する(7)

ダイアログの 2 番目の引数のところに先ほど選択したセル範囲が表示されます。

関数の挿入を使ってFORECAST.LINEAR関数を入力する(8)

続いて 3 番目の引数に既知の x の値が入力されているセル範囲を引数に指定します。 3 番目の引数を入力するテキストボックスをクリックして選択してから引数に入力するセル範囲を Excel 上で選択して下さい。

関数の挿入を使ってFORECAST.LINEAR関数を入力する(9)

関数の挿入を使ってFORECAST.LINEAR関数を入力する(10)

ダイアログの 3 番目の引数のところに先ほど選択したセル範囲が表示されます。

関数の挿入を使ってFORECAST.LINEAR関数を入力する(11)

引数の指定が終わると結果としてセルに表示される値も表示されます。最後に「OK」をクリックしてください。

関数の挿入を使ってFORECAST.LINEAR関数を入力する(12)

最初に選択したセルに FORECAST.LINEAR 関数が入力され、予測に使用する x に対する y の値を取得しセルに表示します。

関数の挿入を使ってFORECAST.LINEAR関数を入力する(13)

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Excel における FORECAST.LINEAR 関数の使い方について解説しました。

( Written by Tatsuo Ikura )

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著者 / TATSUO IKURA

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