QUARTILE.INC関数:四分位数を取得する

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QUARTILE.INC 関数は Excel で用意されている関数の一つで、指定した率に対する四分位数を取得します。 QUARTILE.INC 関数の場合、先頭のデータの率は 0(0%) で最後のデータの率が 1(100%) となります。ここでは Excel における QUARTILE.INC 関数の使い方について解説します。

※ Excel の対応バージョン : 365 web 2021 2019 2016 2013

※ 公式サイトでの解説 : QUARTILE.INC 関数

(2021 年 11 月 02 日公開 / 2021 年 11 月 02 日更新)

QUARTILE.INC関数の使い方

QUARTILE.INC 関数は指定したセルの範囲にあるデータを小さい順に並べ替えたときに、 0% 、 25% 、 50% 、 75% 、 100% の位置にある数値(四分位数)を取得します。

QUARTILE.INC(配列,戻り値)

1 番目の引数に対象となるデータが含まれるセル範囲を指定します。 2 番目の引数に求める値の位置を表す数値として 0 から 4 の数値を指定します。それぞれの数値を指定した場合にどの位置の値を取得できるのかについては下記を参照してください。

戻り値位置
00%の位置
125%の位置
250%の位置
375%の位置
4100%の位置

例えば次のようなデータから四分位数を取得する場合で考えてみます。

QUARTILE.INC関数の解説(1)

対象のデータを小さい順に並び替えて、そのあとでそれぞれのデータに順位を付けます。このとき QUARTILE.INC 関数では先頭のデータの順位が 0 となります。

QUARTILE.INC関数の解説(2)

順位をデータの数から 1 を引いた値で割った値を計算します(パーセンテージで表示するように表示形式を設定しています)。最初のデータは 0% 、最後のデータは 100% となります。

QUARTILE.INC関数の解説(3)

QUARTILE.INC 関数の場合は、 0% 、 25% 、 50% 、 75% 、 100% の位置にあるデータを取得することができます。 0% の位置にあるデータは最初のデータであり、 100% の位置にあるデータは最後のデータですが、例えば 25% の位置にあるデータは次のように計算されます。

QUARTILE.INC関数の解説(4)

25% の前後にあるのは 20% と 40% のため、 20% の位置にあるデータの 68 と 40% の位置にあるデータの 70 から 25% の位置にあるデータは 68.5 となります。

QUARTILE.INC関数のサンプル

それでは実際に QUARTILE.INC 関数を使ってみます。 Excel のシートに対象の数値を次のように入力しました。

QUARTILE.INC関数のサンプル(1)

対象のデータの中で、下位 25% の位置にあるデータを表示する E3 セルを選択し、次のように入力しました。 QUARTILE.INC 関数の 1 番目の引数に対象のデータが入力されているセル範囲として C3:C11 、 2 番目の引数には 25% の位置を表す 1 を指定します。

=QUARTILE.INC(C3:C11,1)

QUARTILE.INC関数のサンプル(2)

Enter キーを押すと、 E5 セルには次のように表示されます。

QUARTILE.INC関数のサンプル(3)

同じように上位 25% の位置にあるデータを表示する E5 セルを選択し、次のように入力しました。 QUARTILE.INC 関数の 1 番目の引数に対象のデータが入力されているセル範囲として C3:C11 、 2 番目の引数には 75% の位置を表す 3 を指定します。

=QUARTILE.INC(C3:C11,3)

QUARTILE.INC関数のサンプル(4)

Enter キーを押すと、 E5 セルには次のように表示されます。

QUARTILE.INC関数のサンプル(5)

関数の挿入を使ってQUARTILE.INC関数を入力する

QUARTILE.INC 関数を入力する場合に関数の挿入を使って行う方法を試してみます。関数を挿入するセルをクリックして選択したあとで、関数の挿入をクリックします。

関数の挿入を使ってQUARTILE.INC関数を入力する(1)

「関数の挿入」ダイアログが表示されたら関数名のところで「QUARTILE.INC」をクリックしてください。そのあとで「OK」をクリックしてください。

関数の挿入を使ってQUARTILE.INC関数を入力する(2)

「関数の引数」ダイアログが表示されたら、 1 番目の引数に対象のデータが入力されているセル範囲を引数に指定します。 1 番目の引数を入力するテキストボックスをクリックして選択してから引数に入力するセル範囲を Excel 上で選択して下さい。

関数の挿入を使ってQUARTILE.INC関数を入力する(3)

関数の挿入を使ってQUARTILE.INC関数を入力する(4)

ダイアログの 1 番目の引数のところに先ほど選択したセル範囲が表示されます。

関数の挿入を使ってQUARTILE.INC関数を入力する(5)

続いてダイアログで 2 番目の 25% の位置を表す 1 を指定します。 2 番目の引数を入力するテキストボックスをクリックして選択してから今回は直接 1 を入力しました。

関数の挿入を使ってQUARTILE.INC関数を入力する(8)

引数の指定が終わると結果としてセルに表示される値も表示されます。最後に「OK」をクリックしてください。

関数の挿入を使ってQUARTILE.INC関数を入力する(9)

最初に選択したセルに QUARTILE.INC 関数が入力され、対象のデータの中で 25% の位置にある値が取得されてセルに表示されます。

関数の挿入を使ってQUARTILE.INC関数を入力する(10)

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Excel における QUARTILE.INC 関数の使い方について解説しました。

( Written by Tatsuo Ikura )

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著者 / TATSUO IKURA

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